「コンテンツを作ってアップしたら再生数が爆発したよ?」
「twitterで告知したらリツイートされて再生数跳ね上がるよ?」
とか言っちゃう神に愛された人は見なくてけっこう。
もがいてあがいて、それでも再生数が増えない人に届いてほしい。
そう、ぼくのような!
これから書くのは、泥臭く1再生を増やしていく方法である。
しかも実際にやっている方法だけではなく「恐らくこうすれば、再生数が増えるんじゃない?」と思うものを書いていく。
中には「それいいの?」という禁断の方法もある。
youtube再生回数の価値
もちろん再生回数がすべてじゃない。
でも、できるだけ多くのひとに見て欲しいし、再生数さえあれば、それが次のチャンスに繋がるのが今の時代なので、今よりもっと自分の理想に近づきたいと思うなら、再生回数を意識しないのは難しい。
ちなみに僕のyoutubeチャンネルは主に自主制作アニメをアップしていて、チャンネル登録者数は195人、再生数は多いものでも23000回ほどの弱小クリエイターなので「何を偉そうに」という話だったりするので、まぁ、なんてゆーか、居酒屋でグダグダと話を聞くようなゆるい感覚でよろしくね。
さて、「再生数を増やす方法」で検索すると
- サムネイルを目立つものに
- 見たくなるタイトルをつけよう
- タグをしっかりつけよう
- 終了画面とアノテーションをつけよう
- SNSで告知しよう
みたいなありきたりなものがズラリと出る。
こんなんで再生数が伸びたら苦労はない。
もはやみんながやってることだしね。
再生数の多い映像の共通点
まず、どんな映像をつくれば再生回数が増やせるのか。
一番簡単なのはテレビの違法アップロードだと思うけど、もちろん違法だからダメだよ。
でも、半年かけて必死につくった自主制作アニメより、サクっとアップした違法アップロードの動画のほうが再生回数が何倍も多いのが現実なのだ。。
ふぅ。
この違法アップロードにもどうやらマニュアルが存在するようで、そのままアップしても違法がバレてアカウントが停止させられてしまうので、動画を反転したり、小さくしたり音声を変えたり、イタチごっこが続いている。
さらに「動画を繰り返すことで再生時間を延ばすほうが検索上位にくる」みたいな情報もあるんだと思うけど、そういった動画も多い。
さて、違法じゃなく王道で再生回数を増やしているものにも共通点があるのでまとめてみるよ。
- ドン!と大きなインパクトのあるもの
どんなSNSでも一緒だけど、youtubeでもインパクトの大きいものは人気が高い。
CG業界の話だと「めちゃくちゃリアル」とか「ピクサーのようなクオリティ」みたいなものが話題になって再生数を伸ばしていた。
圧倒的な技術や斬新すぎるセンスがあれば話題になって、ニュースメディアで取り上げられて拡散が期待できる。
でも、これは出来る人が限られてくるし、もしそういった技術やセンスがあるならこんな記事を読まないので、他の方法を考えてみよう。
例えば物理エンジンを使って表現されたこちらのチャンネルなんかは、とても斬新でつい見たくなるユーモアたっぷりなチャンネルだ。
【物理エンジン】 ゴムゴムの銃(ピストル)の威力を検証【ワンピース・ルフィ】
- そこそこのものを定期的にアップする
ドン!と大きなインパクトを与えることが出来なくても、そこそこ面白いものを定期的にアップすればチャンネル登録者数が増えて、再生数もアップしていく。
ただ定期的にアップするのは時間的に難しいと思うので、自分が好きな分野や得意な分野で効率よくアップできるコンテンツが作れないか考えてみよう。
ゲームが好きなら、ゲームの実況動画。
競馬が好きなら、馬券予想。
料理が得意なら料理動画。
お坊さんが悩みに答える動画も人気だ。
といってもここでも何か光るものがないと難しいのが現実である。。結局、ルックスの良い女性が有利すぎる。
個人的にはお笑い芸人のヒロシさんのキャンプの様子が見れるチャンネルは、力が入っていない自然体で好きなことを楽しんでる感じがとても魅力的だと思う。
これが正しいyoutubeの使いかただと思う。
- 役に立つ解説動画
面白いものでなくても、知識や情報を知ることが出来る「役に立つもの」というジャンルもどんどん増えてきた。
語学や歴史などの定番のものから、起業や株など、マネー関係のお役立ちチャンネルまで。
最近もっとも勢いがあるのがメンタリストDAIGOさんだ。
「誰よりも本を読むのが大好き」という強みを生かして、心理学に関する書籍や論文をわかりやすく解説してくれるチャンネルを運営している。
月額540円のニコニコ動画へつなげることにより、なんと動画配信だけで毎月1500万円を稼ぎだしている。
さらに企業のアドバイザーや本の執筆など、他の仕事も絶好調のようだ。
そういえば僕のチャンネルでも、解説動画だったり、他の人が参考になる動画は勝手に再生数が伸びている。
再生数を増やす(姑息な)方法
さて、ここからがやっとこさ本題である!
もう書くのが疲れた。
え?読むのも疲れた?
- 小技を使う
色んな小技がまことしやかに囁かれている。
例えば「コメントが多いほうが検索上位に出やすい」とかね。
コメントがたくさんつく時点で人気がある証拠だけど。
「動画の紹介文に見てもらいたい動画のリンクを貼る」という小技もある。
紹介文の中にリンクを貼ることで、関連動画に出てきやすくなる。
ツワモノは「自分が作ってない、人気の動画のリンクを貼る」らしい。
そうすることで、そのリンクを貼った人気動画の関連動画に自分の動画が出やすくなるというのだ。
- ブログを書く
僕がとった作戦がこれ。
ブログを書いてアクセス数を増やして、youtbeのリンクを貼るというものだ。
どれくらいの効果があるかというと、そのままyoutubeにアップロードしてほったらかしておいたら1ヶ月で30回ほど再生される程度だったものが、1ヶ月で300回程再生されるようになった。
ブログで「自主制作アニメのおすすめ」という記事を書いて、そのなかで自分の動画を紹介するという暴挙にも出てみた。
こんなことをした人は今だかつて存在しないだろう。
クリエイターというのは誰しも羞恥心があるのだ。
でも、ほんとに自分の作品が世界一おもしろくておすすめだという自信があるからこそ出切るのである。
- 宣伝をする
王道すぎるけど、宣伝すればするだけ、お金に比例して再生数が増える。
Googleアドワーズというやつね。
お金をかければかけるだけ再生数は増える。
100円なら45回。
1000円なら450回。
ということは確認した。
すると 1万円なら4500回。
10万円なら45000回になるのかな?
宣伝して、その中に「お!これ面白い!twitterでつぶやこ!」という影響力の高い人が現れたり、再生数が急激にアップすることで、ニュースサイトなんかに取り上げられたらさらなる拡散が期待できる。
- ニュースサイトにお願いする
それぞれの分野に、特化した情報サイトがあると思う。
僕の場合はCGアニメなので、CGの情報を扱うサイトに「もしよかったら見てください」とメールを送ってみたところ、大変ありがたいことに紹介記事を書いてもらえた。
ここから再生数が増え、僕の存在を知ってくれる人も増えたと思う。
ニュースサイト側もネタが欲しいと思っているので、うまくサイトの方向性と合えば取り上げてくれる可能性がある。
ニュースサイトでなくても、関連するブログを書いてるブロガーさんにお願いするのも効果的だと思う。
- 「NEVERまとめ」でまとめる
SEOが強く検索上位に気安いNEVERまとめで、まとめるのも良い。
でも、これはすでに色んなまとめが乱立してるので、今からだと難しいかもしれないけど。
つまり「最高に感動するyoutube動画まとめ」とかを作って、しれっと自分の動画を紹介するという作戦だ。
僕は「NEVERまとめ」を利用したことも、利用規約も読んでないけど。
たぶんこの作戦をやってるんだろうな、というのを見たことがある。
- クラウドファンディングをする
クラウドファンディングの良いところは「成功しなくても宣伝になる」という部分。
僕なら「アニメの続編をつくりたいので支援おねがいします!」みたいな感じかな。
失敗しても損はしないし、紹介文のところにyoutube動画を貼っておけばそれだけで再生数が増える。
実際に支援金は集まってないけど、再生数が増えてる動画を見たことがある。
でもクラウドファンディングはあまり何回もやるようなものでもないので、最後の手段と言える。
僕もいつか勝負に出るときにはクラウドファンディングをやってみたい。
- インフルエンサーに協力してもらう
例えば、アニメを作るなら「フォロワー数の多い声優さんにお願いする」「音楽をフォロワー数の多い作曲家さんにお願いする」という方法だ。
そこまでガッツリじゃなくても、撮影方法を相談してみたり、企画を相談してみたり、そうやってインフルエンサーに絡んでいくことで、動画をアップしたときに見てくれるかもしれない。
僕はシャイなのでやらないけど。
- ココナラで拡散してもらう
スキルを売買できるオンラインマーケット「ココナラ」で拡散の協力をしてもらう方法もある。
実はココナラには「チャンネル登録者数を100人増加させます!」とか「1000万人に価拡散します!」というような商品まである。
レビューの評価が高くて効果のありそうな人をピックアップしてみたので、気になる人は試してみてはどうだろう。
- 動画をアップロードした瞬間に一気にやる
ここまで紹介した方法を、動画をアップしたときに一気にやろう。
いくらかの宣伝をかけ、ブログを書き込み拡散のお願いをする、SNSで発信し、友人には拡散のお願いをして、ココナラで依頼をしておき、ニュースサイトにもメールを送っておく。
- 地道にがんばる
一番おすすめなのが、この方法である。
僕もこれまで何個か自主制作アニメをアップしてきて地道に再生回数とチャンネル登録者数を増やしてきた。
どうすればもっと上手くいくのか。
他の人に勝てる分野はないかな。
こうすればもっと良くなるんじゃないかな。
次はこうしてみよう。
と、あれこれ考えることこそが、すべてだと思う。
その人だけの道がきっとある。
と、自分の脳みそを騙しながら、出切る範囲で地道にやっていこう。
ちなみに僕はほっこりするアニメを作っているので、よろしくね。