なんとなくですが、日本だと CGアニメ<手書きアニメ の図式を感じます。
たしかに手書きアニメの味はなかなかCGアニメでは出せません。
日本では手書きアニメのようにCGアニメにラインをつける技法も使われるほどです。
僕も最近はCGアニメよりも「しわ」とか「ペルセポリス
」といった手書きアニメに心奪われがちなので「やっぱ手書きかなぁ・・」なんて思う時もあります。
てことで、前からちょっと試したかったことをやってみました。
CGモデルをつくり、動きをつけた動画をアタリとして、それに手書きで絵を描いていくというものです。
これなら手書きアニメ未経験で画力も中途半端な僕でも自由に動きをつけた手書きアニメをつくることができるはずです。
そういえば最近実写を撮って、それをアタリに絵を描いた「花とアリス」というアニメもありましたね。そんな感じです。
メリット
これの利点はCGアニメーターでも手書きアニメが作れること。
そして先に動きやカメラワークをCGで細かくチェックできる。
手書きの味を出せること。
CGだとつくるのがめんどくさい背景や小物も手書きで済んじゃう。
デメリット
問題点は時間がかかること。
でも、CGでも質感だとかライティングだとかレンダリング、コンポジットをやり出せば時間はかかりますし、それを3コマ打ちにして描いちゃうわけだからそこまで一概には言えないけど、それでもやっぱり時間はかかる。
作ってみた
とりあえずキャラクターを歩かしてみました。
どうでしょう?
とりあえずそれっぽくかわいくなったと思います。
これはこれでありかも。
でも時間をかけた割には、そこまで表現がアップした感じもなく。
ま、ひとつの手法として。という感じかな。