ヴォイドシェイパシリーズを一気読みして感動した僕は、さっそく他の森博嗣さんの小説で人気シリーズと呼ばれているらしいスカイクロラシリーズをぽちりました。
これまたヴォイドシェイパシリーズと同じで順番がわかりません。
出版された順は
スカイ・クロラ
ナ・バ・テア
ダウン・ツ・ヘヴン
フラッタ・リンツ・ライフ
クレィドゥ・ザ・スカイ
スカイ・イクリプス(短編集)
なのですが、物語の時系列だと
ナ・バ・テア
ダウン・ツ・ヘヴン
フラッタ・リンツ・ライフ
クレィドゥ・ザ・スカイ
スカイ・クロラ
スカイ・イクリプス(短編集)
となりますので、最初に読むべきはスカイクロラかナバテアになります。

ナ・バ・テア None But Air スカイ・クロラ (C★NOVELS BIBLIOTHEQUE)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る

スカイ・クロラ (C★NOVELS BIBLIOTHEQUE)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/12/21
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感想
僕は時系列順に読んだほうがわかりやすいかと思い、ナ・バ・テアから読み始めました。
空中戦の描写は専門用語ばかりでなんとなくしかイメージできませんが気にせず読んでいます。
ヴォイドシェイパシリーズは剣での戦いなのでイメージしやすかったので、それとくらべると飛行機の知識がないと没入感はやや薄いかも?
ストーリーは戦争というよりも、パイロットたちを取り巻く環境や心理が多く描かれています。
「キルドレ」というのが年を取らない人種だということに全然気づかず。。
これは基本の用語として知っておいたほうが良いです。
スカイクロラではその説明がされていますが、時系列でナバテアから読むとわかりません。
ナバテアは正直、あんまり入り込めなかったけどダウンツヘブンから世界に入り込めてきて、どんどん読み進めてしまいました。
そういえばヴォイドシェイパシリーズも2冊目から入りこめたっけ。
フラッタリンツライフはガラっとパターンが変わってすごく小説っぽい。
これはこれで面白い。
どんどん世界がわかってくるので面白くなってきました。
その勢いでクレイドゥザスカイを読みましたが、またまた違うパターンになってます。
「ん???」
「ああ・・・」
「え?」
「えー!」
「あれ?」
て感じで終わりました。
これだけミステリーっぽくなっているような。
で、最後にスカイクロラを読んだのですが、クレイドゥザスカイで感じた謎はわかんないまま終わってしまいました。
頭がこんがらってます。
もう一回読み直さないと理解できません。
ざっくり、あれがこうだから、こうなんだろうなぁというのはあるけど。
伝えたいことは、スカイクロラから読んだ方が面白いと思います。
よく、映画や漫画なんかでも結末のところを少しみせてから、時間をもどして物語が始まったりしますよね?
スカイクロラで物語の設定がしっかりと描かれているので、全体を知ることが出来ますし、他の巻を読み進んでるうちに「これって・・」という感じが楽しめるのかなぁ。と思いました。
もったいないことをしてしまった。。
ぼくとしては森さんの作品ではヴォイドシェイパシリーズが一番好きなので、そちらの感想はこちら。