こんにちはCGデザイナーのありまと申します。
3dsmaxでお仕事している僕のもとに突如として、mayaのお仕事が舞い込んできました。
mayaに関する知識は初心者レベルのものしかなかったのですが、3dsmaxもmayaもアニメーションをつける概念は同じなので、「アニメーションだけの仕事なら受けれますよん★」と受けてみたものの、細かい機能がわからず四苦八苦でございます。
とはいえ社内にmayaはひとつしかありませんし、僕しか触っていない状況なので誰かに相談することもできませんし不安にかられた僕は書籍を購入することにしました。
それがこちら。

Maya キャラクターアニメーション -How to Cheat in Maya 日本語版-
- 作者: Kenny Roy (ケニー・ロイ),高木了,倉下貴弘(studio Lizz)
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2014/11/03
- メディア: 大型本
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mayaの動きの部分。モーションに特化した本です。
こちらのレビューのおかげで購入に踏み切ることができました。
なんと、僕と同じ状況ではありませんか!
MAXユーザーしかいない私の会社でMayaの仕事をする事になり、焦ってこの本を購入しました。
結果、その仕事を無事に終わらせる事ができました。+Mayaのアニメーションオペレーションの基本的なところは出来るようになってました!
Mayaの操作方法だけではなく、アニメーション技術の記載も随所に入っておりアニメーターにとっては必読書だと思います。
例えば、おそらく日本のアニメーターには馴染みが薄い、プランニング→リファレンス→ブロッキング→スプライン→ポリッシュという海外のスタンダードなワークフローも勉強できます。
筆者は経験豊かなアニメーターであり、経験からくるアドバイスや裏技も満載です。Amazonのレビューより引用
やっぱり「mayaの仕事も取れるようにひとつだけライセンス持っとく?」みたいな感じで持ってる会社は多いのかな?
3dsmaxからmayaのライセンス以降は安いようですし。
で、僕の率直な感想はと申しますと。
買っただけで安心する。
これですね。
この効果が絶大ですね。
「ふふん、こっちには書籍がついとんねん書籍が!」
という心の余裕を得ることができました。
実際にどんな内容かと申しますと、基本的な操作から便利な機能まで紹介されていて、mayaの勉強はもちろんCG共通のアニメーションに関して勉強になる部分も多いので、これからmayaのアニメーションを習得したい人は必読だと思います。
mayaや3dsmaxのヘルプってわかりづらかったり探しにくかったりするので、調べる時間が大幅に短縮されるはず。
ちなみにmayaのアニメーションの本だと「アニメーションスタイル」という本も持っているのですが、こっちはmayaの操作をわかってる人向けに高度なモーションをつける上での意識すべきことなどが書かれているので、初心者さんはまず「Mayaキャラクターアニメーション」を読んだほうが良いと思います。

アニメーションスタイル+ -原画・動画で学ぶ リアル&カートゥーンの動き-
- 作者: 森江康太
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本
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