これまで8部まで出版されているジョジョシリーズの中で、最も人気があって面白いと言われている部はなんでしょうか。
ネットでは匿名掲示板でよく議論が沸き起こっていますね。
僕もひととおり目を通してみましたので、簡単にみんなの意見をまとめてみます。
ちなみに僕は3部から8部途中まで読んでます。
みんなの好きなジョジョシリーズ
多くの人に支持されてるのは3部と4部です。
これは誰もが納得でしょう。
3部はこれぞ王道の少年漫画!という熱いキャラとストーリーだし、4部は日常の学生生活を舞台にしてて、遊び心満載の楽しい世界観で親しみやすい。
どちらも読みやすく、大衆的というか、安定感がありますもんね。
その次に多かったのは2部と5部と7部。
3部と4部に比べエッジが効いているので「自分は好きだけど」みたいな書き込みが目立ちます。
2部は僕は読んでないのですが、通好みなストーリーらしい。
5部はハラハラドキドキするストーリーが人気です。
僕も5部は見るのがしんどいくらいハラハラしました。
あんな感覚は漫画で初めてです。
死にそうなピンチがあって、やっとの思いで敵を倒したらすぐに次の敵が来るんです。
面白いけど、ちょっと一息つきたい。
まぁ「読むの休憩すればいいじゃん」と思うけどそれもできない。
7部だけ独立した世界のお話で時代も1900年くらいの物語なので、ちょっと他のシリーズと違いますが、それがなんとも言えない良い味を出してます。
で、人気がないシリーズは1部と6部と8部。
僕はけっこう6部面白かったけど。
全体の意見をまとめるとこんな感じだけど、読む人ひとりひとりでランキングが違うと思うし、人気がないといっても面白いシリーズの中で下の方ってだけで、やっぱり面白い。
僕の好きな順番は7、5、4、6、8、3ですが、その差はほんとにわずかで「あえて順位をつければ」みたいなもんです。
7部がおすすめな理由
では僕がなぜ7部のスティールボールランが好きなのかを説明しましょう。
といっても「なぜか心に残る」というだけで、その理由は自分でもよくわかってません。
良いものってそういうもんですよね。
でも、せっかくなので無理やり言葉を並べてみます。
まずは登場人物。
主人公はジャイロ・ツェペリとジョニージョースターの2人です。
この2人っていうのがいいんです。
2人で支えあって、徐々に絆を深めていくとこが。
ジョジョシリーズはスタンドという特殊能力でおなじみですが、このジャイロツェペリはスタンドを持っていません。
鉄球だけです。
鉄球を投げるっていう技術だけなんです。
そしてジョニー・ジョースターの方はなんと歩くことができません。
さらにスタンドは「爪を飛ばす」というなんともイマイチな能力です。
この「鉄球」と「爪」で卑怯なまでの能力をもつ敵と戦っていきます。
そして、僕のお気に入りポイントは世界観。
馬にのって大陸を横断するという古きよきアメリカが舞台で、荒野が広がる大地は哀愁を感じさせます。
そして、ストーリーも面白い。
スティールボールランという大規模な大陸横断レースを中心に、色んな思惑と大きな力がからみあってきます。
そして、その他の登場人物にもそれぞれの背景がしっかり描かれているので、いやでも感情移入しちゃいます。
他のシリーズよりも、その人物の背負ってるものがしっかり描かれているのが魅力じゃないかな。
僕はレンタルコミックでジョジョシリーズは一気読みしましたが、7部だけはどうしても心に残ってしまいヤフオクで買ってしまいました。
7部から読んでも楽しめると思います。
大人心をくすぐる文庫バージョンも出ましたね。

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