ありんとこ

動物好きCGアニメクリエイターの創作日記

犬触りのプロが教える、正しい犬の触り方

幼稚園では臭い3匹の犬がヒモに繋がれて飼われていた。
見た目は「THE犬」というような野性味溢れる中型犬だ。臭いので幼稚園児なのに、誰も見向きもしなかった。
そんな3匹の犬を触るのが僕の日課だった。

家の周りにもたくさんの臭い雑種が家の前に繋がれていたので、小学校の時は、それらの家をまわって触りに行っていた。
ちなみに僕の家も雑種を飼っていた。

家の近くにある工場の中でも、ウンチしまくりの雑種が2匹いたので、金網のスキマから触っていた。
この工場の犬は、生まれて1回も洗ってないようなゴワつきと臭さだった。
触るとすごく嬉しそうだった。
普段誰にも相手にされてないのかな?と思った。

友達の飼ってる犬に、誰も触れない恐怖の飼い犬がいた。
「噛むから触ったらあかんで」と言われたけど、最終的になぜなぜすることが出来たし、犬も喜んでいた。

つまり、言いたいのはそれくらいの「犬触りのプロ」なのだ。

今日、2歳の子が公園にいたトイプードルに手を噛まれ、怒った父親が犬を「保健所に連れていく」といって犬を連れ去る。という事件をネットで見つけた。
何年かまえに、やさしいゴールデンレトリバーが赤ちゃんの頭を噛んで死なせてしまったというニュースもあったっけ。

僕が犬や馬や牛でも怖がらずに触れるのは、動物の怖さを知ってるからだ。
ちょっとでも嫌そうな素振りを見せたら触らない。
動物は何をするかわからない、という気持ちがある。
ぼくも自分の子どもを飼い犬に近づける時は細心の注意を払っていた。
子どもが適当に頭を触ろうとすれば、噛まれてもしかたない。
それを気にしない犬の飼い主も、子どもの親も意識が低すぎる。

基本的な触り方

まず飼い主に「触ってもいいですか?」と聞こう。
もしスーパーの前などで繋がれている場合は、触る大チャンスである!
おとなしい犬である確率が高いし、犬も心細いだろう。

ゆっくりとかがみながら、手を差し出してみる。
手の甲を向けて、柔らかいグーの形が理想だ。
グーのほうが犬は安心するし、万がいち噛んできても、歯が甲をすべる。
自然にすうっと、犬の目線から、犬の鼻先に手を近づける。
「おーい」「おいで」とやさしく話しかけながら。

その時にまったく興味をしめさなかったり、怖がるそぶりを見せれば、そのまま立ち去ろう。
もし手をスンスンしてきたら、触っても大丈夫な可能性が高い。
ここでも僕はまだ、いきなり噛みつかれても反応できるように意識している。

手の甲を少し犬のほほに触れる。
落ち着いていたら、頭をそっとなぜる。
なんかおおげさに聞こえるけど、これを自然の流れで3秒ほどで行う。

犬が喜んでいるようなら、もう少し触ってもいいだろう。
でも、あまり触りすぎるのもよくないので、それくらいで立ち去る。
たまにお腹をみせてくる人なつっこい犬もいるけど、その時はたくさんなぜてあげる。

噛んでくる犬の触り方

小学校のころなんかは「噛むから気ぃつけや」という犬をいかに触るかを楽しんでいた。
ムツゴロウさんにも憧れていたしね。

吠えまくってる犬は、怖がっている場合が多い。
まず、知らんぷりして背を向けよう。
犬がぎりぎり届く距離だ。
お尻のにおいをかがせるのが目的だ。

お尻をにおえば大抵のことはわかる。
名刺みたいなものだ。

知らんぷりしてお尻をかがせれば、犬は落ち着く。
そして自然にかがむ。
椅子に座る、とかが良い。
もちろんまだ背をむけたまま。
そして自分の手が犬の届く距離に置く。
まずはひじを近づけよう。
ひじなら噛まれてもダメージは少ない。

ひじもスンスンしてきたら、次は手を自然に近づける。
あとは基本パターンだ。

以上でレクチャーはおしまい。