インディーズアニメフェスタに「BOOM」がノミネートされたので、行ってまいりました。
ノミネート作品|三鷹の森アニメフェスタ2017・第15回インディーズアニメフェスタ:INDIE ANIME FESTA 2017
「国旗まん」の時にノミネートされたので、5年ぶりかな。
「New」はノミネートすらされませんでした。なんでやねん。
インディーズアニメフェスタはガチで会場で受賞者が発表されるやつなので、ドキドキします。
というのは嘘で、冷め切った心を持つ僕はドキドキすることはありません。
もう自主制作アニメが3作品目にもなると、もう他人の評価なんてどうでも良くなってきます。
ノミネート作品は12作品。
この中から
グランプリ
市民審査員賞
審査員賞×2
と、4作品の受賞作品が発表されます。
インディーズアニメフェスタの醍醐味はなんといっても市民審査員賞という会場のお客さんの投票で選ばれる賞です。
真のグランプリといっても過言ではないでしょう。
何を隠そう我らが「国旗まん」も市民審査員賞に輝いています。
過去には「フルーティ侍」や「ヤンキーハムスター」など、名だたる名作が選ばれてるんです。
会場では、地元の小学生のつくったアニメも上映されるということもあり、当日は子どもも多いので、こういった楽しめる作品が有利なのでしょう。
でも、今回のノミネートされた作品はとても個性が豊かでもう比べれたもんじゃなかったですね。
特に「面白さ」という点で会場の空気を持っていったのは
スタジオぽぷりさんのミエナイガーZ。
手描きアニメと3DCGを組み合わせたアニメ。
「シュールなルールを実況が冷静に解説する」というのは、これまでの短編アニメでもありましたが、それだけじゃなく、もう出オチのようにも思える設定なのに、最後までしっかりネタが詰め込まれた、実は緻密に計算された感じがしました。
これは面白い。。やられた。。と思いました。
あとは、天才的なセンスを持ったしょーたさんの「がんばれ!よんぺーくん」が印象的でした。
こういうぶっ飛んだ人が今の世の中は売れるのかもなぁ、なんて思いました。
↓こちらは以前の作品ですが、そのセンスが伝わるはず。
で、結果はというと、僕のBOOMは審査員賞に選ばれました!
ありがたいことです。
「まぁ、選ばれるとしたら、審査員賞かな」と思ってたので、予想がズバリと当たりました。
このBOOM!という作品はほどよい内容で、「グランプリって感じの作品じゃないけど、何か脇役の賞をあげておこう」と思わせる、なんともほどよい、安定感とほっこり感があるのです。
意外にもスタジオぽぷりさんの「ミエナイガーZ」は受賞されませんでした。
うーん。まぁ、比べようもないジャンルのものなので、なんとも。。
これがコンテストですね。
こないだの宮城仙台アニメーショングランプリでもそうですが、やっぱり「仕事関係の作品」もしくは「学校の卒業制作」この2パターンが非常に多い。
「仕事しながら(もしくは制作のために仕事をセーブしながら)、自主制作アニメをつくって発表する」パターンこそ、真の創作活動と言えるような気がします。
言わなくていいけど。
ちなみに懇親会は参加せずに帰りました。
懇親会に参加すると、帰るのが遅くなってしまうので。。
その日は「子どもとお鍋をする」という、何よりも大事な約束があったのです。
これからしばらくはコンテストはありません。
なので、ちょっとだけ調整して、3月中にも「BOOM」を公開したいと思いますので、楽しみにお待ちください!