奥さんが保育士です。20年の大ベテラン。
まるで聖母マリアのように子どもを愛し、いつも仕事から帰ってきたら「今日は○○ちゃんがこんなことをしてた」「○○ちゃんがこんなこと言ってきた」と楽しそうに話す姿がとても印象に残っています。
何年か働いたあとは「いろんな保育を経験したい」ということで色んなタイプの保育所で働いていたので見てきた年齢の幅も広く、絵本も自分で買って保育園に持って行ってたので家にたくさんの絵本があります。
そんな奥さんに子どもの食いつきが良かったおすすめの絵本を教えてもらいました。
子どもたちの楽しんでた年齢も(奥さんの記憶をもとに)記しておきます。
うちにあったものは写真も載せてあります。
もこもこもこ
作者:谷川俊太郎
楽しんでたお子さん年齢:1歳
「なんでかわからんけど子どもがめちゃくちゃ好き、ただなんでかはわからへん」
と不思議なようすで手渡してきたのがこの本。
たしかにうちの子が半年くらいのときに始めて食いついた絵本もこれでした。
「もこもこ」「ぱく」「ぽろり」といった短い音だけなのですが、吸い込まれるような感覚があります。本能に訴えてきます。
色の鮮やかさのせいかな?
何か不思議な魔法がかかってるようなそんな絵本です。
はらぺこあおむし
作者:エリック・カール
楽しんでたお子さん年齢:0~2歳。自分で読めるなら幼児さんも。
うちにも大型のと小型のがあります。
話は一緒ですが、やっぱり大型のほうが迫力がありますね。
子どもはやっぱり大型のを欲しがるだろうなぁ。
ただAmazonだと大型本はやたら高いですね。
うちのには2800円と書いてますが。。。
できるかな
作者:エリック・カール
楽しんでたお子さん年齢:1~2歳
「はらぺこあおむし」と同じ作者さんの絵本。
芸術性の高い絵ですねぇ。
できるかな?ということでやりながら楽しめるようになってるようです。
「え?これとおんなじようにマネして楽しむの?」と疑問に思いましたが。
「うん、楽しむ。」とのこと。
コロちゃんシリーズ
作者:エリック・ヒル
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
しかけ絵本になっているので子どもに人気ということです。
たしかにうちの子もしかけ絵本が大好き。
かおかおどんなかお
作者:柳原良平
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
顔がどんと描いてある小さいお子さんむけの絵本。
いないいないばあ
作者:松谷みよ子
楽しんでたお子さん年齢:0歳
1967年の作られた絵本で、絵も古い感じだけどそれでも子どもは好きなんですって。
どんどこももんちゃんシリーズ
作者:とよたかずひこ
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
子どもが言いやすくリズムにのった言葉で人気のシリーズ。
いろいろバス
作者:tupera tupera
楽しんでたお子さん年齢:2歳
これは子どもが楽しめるのがわかる気がします。
色々なバスに色々な生き物だとかが降りたり乗ったり。
おしいれのぼうけん
作者:ふるたたるひ
楽しんでたお子さん年齢:2~3歳
「めちゃくちゃ怖がるけど。子どもはめちゃくちゃ好き。」
ぼくも子どもに買って読ませていますけど、最初の何回かはとても楽しんでいました。
とても長いので、なかなか読む時間がありません。。
だるまさんがシリーズ
作者:かがくいひろし
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
うちの子は全然はまってなかったので、正直ピンと来てませんが。。
リズムに乗って読む感じと丸いダルマのキャラはたしかに小さいお子さんは好きかも。
めっきらもっきらどおんどん
作者:長谷川摂子
楽しんでたお子さん年齢:2歳
他のおすすめ絵本に比べてこれだけガチの物語です。
文字もけっこう多いです。
ねないこだれだ
作者:せなけいこ
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
奥さんは怖い声で呼んでますが、息子は全然怖がってませんでした。
でも彼なりに真剣に見ているようでした。
くずかごおばけ
作者:せなけいこ
楽しんでたお子さん年齢:1~2歳
ちょっと怖い雰囲気も合って、なんでも捨てたらダメだよっていうメッセージが伝えられると思うので、教育にもいいかもしれません。
たまごのあかちゃん
作者:神沢利子
楽しんでたお子さん年齢:0~1歳
うちの子もよく見てました。
楽しんでたというより、食い入るように見てましたが。
このページが特にお気に入りのご様子です。
もちろんなぜかはわかりません。
ちくわのわーさん
作者:岡田よしたか
楽しんでたお子さん年齢:幼児さん
「変り種で面白いで。
この作者の人のんは全部面白いねん。」
と奥さんが言ってたので調べてみると、たしかに他にも「うどんのうーさん」「こんぶのぶーさん」とユーモア溢れる作品が並んでおります。
しんかんせんみつけたい
最後に個人的なおすすめの絵本。
うちの子どもはとても楽しんでました。
「ウォーリーを探せ」の簡単な新幹線バージョンです。
まとめ
これらのおすすめ絵本の中には息子の反応のなかったものもあるので、やっぱり個人差も大きいのかな?
でも「もこもこもこ」はたしかにすごいと感じました。
Amazonのレビューが200件以上もあるのですごく有名なんでしょうけど。
僕の考えだと、しかけ絵本がとにかく子どもは好きな印象なので「ぼうしとったら」がおすすめかなぁ、とか思ってますが。
偶然こないだサッカーの遠藤保仁選手のドキュメンタリーでもお子さんにこれ読んでました。
僕が観察してて感じる絵本に大事な要素は「しかけ」「色の鮮やかさ」「言葉のリズム」「しゃべれる音」「犬や電車など子どもが好きなもの」
それを意識して全部つめこんだオリジナルの絵本をつくったら、どの絵本よりも一番のお気に入りとなっています。
絵本は意外と高いし、「買うよりも作る」というのもひとつの方法かもしれません。
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子育てのヒントになるかもしれません。
CGアニメを仕事で作っているので、そういうのは職業柄よく見ます。
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