こんにちは、動物好きCGデザイナーのありまと申します。
今日は僕がこれまで実際に読んだ漫画の中で「動物」が出てきて面白かった漫画をご紹介しようと思います。
小学生の頃は漫画でも本でも図鑑でも、とにかく動物が出てたら片っ端から図書館で借りてました。
そして大人になってから、小学生に面白かったものをちょこちょこ買い集めるようになってきました。
最近の漫画を読まないので、おのずと過去の名作ばかりになりますが若い人がまだ見ぬ作品も多いと思うので見てっておくれ。
ちなみに僕がどれくらい動物好きかというと、小学生のころ「ムツゴロウ王国行きたいなぁ」と思いつつ行かなかったくらいの実力を持ってます。
さらに動物が好きなあまり競馬にも興味持ち出して最近はもっぱら競馬ばっかり見てるくらいです。
それではどんぞ。
ぼのぼの
作者:いがらしみきお
現在41巻(連載中)
有名な作品なのでわざわざおすすめする必要はないかな?
でもやっぱりこれは紹介しておかないと。
僕の小さい頃からあった漫画でまだ続いてる日本が誇るレジェンド動物漫画と言えるでしょう。現在41巻まで出ています。
あまり漫画を買わない僕が唯一今でも集めてる漫画です。
もはや宝物と言っても良いでしょう。
小学生の頃に読んでもおもしろかったし、大人になってから見てもおもしろい。
なにげなく出る言葉の数々は大人になればはっと気付かされるものが多いですねぇ。
しみじみ。
モンモンモン
作者:つの丸
全8巻
作者つの丸さんと言えば競馬漫画のマキバオーが人気ですが、おすすめしたいのは「モンモンモン」です。
当時読んでいたジャンプの中でも1番好きでした。
お猿たちの最高にくだらなくて素敵な物語は時に勇気を与えてくれるはず。
最終巻の8巻ではジャンプでは掲載されなかった話がたくさん入ってるので必見。
ジャンプでは突然打ち切りになってしまいショックだったなぁ。
ちなみに僕が唯一購入したLineスタンプはモンモンモンのスタンプなのです!
同じく、つの丸さんの「天職貴族モン次郎」は仕事に疲れた人にぜひ見て欲しい隠れすぎた名作として推薦しておきます。
ジャングル大帝
作者:手塚治虫
全2巻
動物の中でもとくにライオンが好きな僕にとってこの物語は特別なものです。
ライオンが好きだからジャングル大帝が好きなのか、ジャングル大帝を見たからライオンが好きなのかハッキリしないくらいの勢いです。
「ジャングル大帝」という名前は知ってるけど原作を見たことがない人は思うので、ぜひ見てみて欲しい。
意外にも原作は2巻で完結しているのですが、重厚なストーリーでとてもボリュームがあって読み応えがあるのです。
似たような世界観で虎が主人公の「タイガーランド」もおすすめ。
ミューズとドン
作者:手塚治虫
全1巻(短編のひとつ)
手塚治虫さんの作品は数あれど、「アドルフに告ぐ」「ブッダ」に並ぶ最高傑作だと勝手に思ってます。
あんまり知られておらず、短編なのにもかかわらず!
人間の言葉を話す魔獣ミューズを捕らえるために犬たちが集まるという、王道的なストーリーですが子どもの頃の僕はホントに魅了されたものです。
何回も何回も読み返しました。
この記事を書くに当たって、また読みたくなったので注文しちゃいました。
ライオンブックス4にはこの他にも「荒野の7ひき」「安達が原」という短編も入っていて、動物漫画というくくりでなく手塚治虫さんの短編コミックでも1番のおすすめとなっています。
PEANUTS
作者:チャールズ・シュルツ
もはや知らない人がいないくらいのキャラクター「スヌーピー」が出てくる漫画です。
スヌーピーという存在は知ってるけど、漫画は読んだことがない人もいると思うし、いったいどれを読めばいいかわからない人もいると思うので、1冊でめちゃんこボリュームがある「スヌーピーの50年」をおすすめさせて頂きます。
スヌーピーの面白さのすべてがこの一冊に詰まっています。
これを読んで癒されない人間はこの世にいないでしょう。
サルヴァトール
作者:ニコラドクレシー
現在1巻(続編未定)
海外の漫画で最も好きな作品。
見た目はかわいいけど、マイペースで皮肉っぽい犬の主人公と、ちっちゃいおっさんが旅をして、豚のお母さんは子どもを探すお話。
一度見たらその魅力的な絵と世界観の虜になってしますはず。
ただ、この作品は未完で続編がいつ出るかわからない状態なのが残念なところ。。
同じくニコラドクレシーの「氷河期」もめちゃんこおすすめ。
ただ、めちゃんこ高いけど。
銀牙 流れ星銀
作者:高橋よしひろ
全18巻(文庫版は全10巻)新シリーズ連載中
小学生の時に読んで大きな影響を受けた漫画。
ほぼ内容をパクッたような漫画をノートに描いてたくらい影響を受けた漫画です。
これだけの迫力ある漫画は初めてで何度も読んでもドキドキして見たのを覚えています。(特に赤カブトVSマダラのシーン)
わかりやすく言えば野良犬が熊をやっつけるために頑張るという漫画です。
深い絆で結ばれた、男の中の男たちが命を賭けたら、そりゃ胸が熱くなるってもんです!
お父さんと一緒に町中の本屋さんを探し回った思い出があります。
この銀牙シリーズは銀牙→WEED→オリオン→The Last Wars と今でも続いてる人気シリーズで僕もWEEDまでは読みました。
WEEDも法玄編は初代シリーズに負けないくらいおもしろかったけど、やっぱり最初の銀牙を越えるのは難しいのかも。。
伝染(うつ)るんです。
作者:吉田戦車
全5巻
僕のなかでシュールな作品のパイオニア的存在。
「きもかわいい」キャラクターの先駆けじゃなかろうか?
お兄ちゃんが持ってたので見ることができました。
小学生の僕にとって、シュールなギャグ漫画なんて見たことなかったのでとにかく新鮮で面白かった。
ありがとうお兄ちゃん!
その他、吉田戦車さんの作品で僕がいちおしなのは「ちくちくウニウニ」
もちろんこれもお兄ちゃんが持ってました。
夢みごこち
作者:フジモトマサル
1巻完結
最近買った本ですが、かわいい絵からは想像できない、あまりにも独創的な世界観が妙に癖になるということでご紹介させて頂きます。
作者のフジモトマサルさんは若くしてお亡くなりになってしまいましたが、しっかりと動物漫画の歴史に名を残したのでございます。
じゃじゃ馬グルーミン★UP!
作者:ゆうきまさみ
全26巻
僕は20年来の競馬好きなので、そこそこ競馬漫画も見てきましたが、一番おすすめしたのはこちらのじゃじゃ馬グルーミンUPです。
リアリティ溢れる牧場の生活と競馬サークルを覗きみることができます。
競馬のレースシーンもリアルで好きなんですが、美人姉妹との恋愛模様もとてもリアルに描かれていてつい読んでしまいます。
ただ、牧場にはこの漫画に出てくるような美人姉妹はあまりいないように思うので、この漫画を読んで「僕も馬の牧場で働きたい!」と思った人には「そんな甘くないよ」と言いたい。
まとめ
小さい頃から読んできたこれらの漫画は、確実に僕の描く絵や物語に影響を与えています。
誰でもそういう「影響のごった煮」が作風や個性になると思います。
ぜひ気になった作品はどんどん読んで、ごった煮に混ぜていくといいと思います。
そんな僕が描く「動物漫画」はこちら。
全然更新する時間がないのですが、僕が死ぬまで続けるつもりなので、ある意味歴史的と言ってもいいと思います。
いちおう競馬漫画ですが、競馬に興味がない人でも楽しめると思うんだ。