最近、仕事が忙しくて夜中まで仕事をしています。
いや、「忙しい」というより「難しい」という感じ。
いや、「難しい」というより「僕がへちょい」というのが正しい。
この場合は残業になるのでしょうか?
僕としては、自分がへちょいだけなので自分のせいだと思いますが。
というよりこの業界では残業なんて言葉が存在しません。
タイムカードもないし。
うちの会社は朝10時からで、終わるのはだいたい21時~22時くらい。
仕事がなかったり用事があれば19時~20時にあがることも。
映像制作会社のなかでは比較的ゆるいほうかもしれません。
他の会社のことは知りませんが。
なぜ残業が発生するか
うちでいえば労働基準法の8時間労働で考えたら19時が定時かな。
まぁ、定時という発想がそもそもないけど。
でもなぜCG業界は定時であがれないのでしょう?
ちょっと考えてみましょう。
8時間じゃたりない
8時間じゃあまり作業が進みません。
とにかくスムーズにいかないことがよくあるのです。
それにCGの作業ってやればやるだけ進む、ということでもなかったりします。
まずどうやって作るか、色んな方法が考えられるので試してみて「あ、このやりかたじゃアカンわ」と数時間の作業がムダになることもザラにあります。
「あれ?こうしたほうがよくない?ちょっと試してみよ」みたいなのとか。
複数のプロジェクトが平行する
ひとつのプロジェクトを終えて、新しいプロジェクトにスムーズに移行できれば最高ですが、少しかぶっちゃう場合や、思ってた以上に前の仕事が長引いたりすると大変なことに。
仕事と仕事の合間があいてしまうのが会社的には一番困るので難しいところ。
僕は完全にプロジェクトが丸かぶりしたことがあって、その時は夜の9時までひとつのプロジェクトの作業をして、ご飯やお風呂に入って夜11時から夜中の3時までもうひとつのプロジェクトというのを1ヶ月ほどやったことがあります。
あいてる時間は勉強
CGデザイナーは常に「新しい技術」に追われています。
僕もCGデザイナーをやってますが、知らないことが山ほどありますし、どんどん新しい機能も追加されるので「自分で勉強しないとCGデザイナーは生きていけない」なんて言われたりするくらいです。
そして「あいてる時間があれば自習する」というのが、CGデザイナーの正しい姿みたいになってるので、ヒマだから帰るというのは周りが許さないかも。
空気
結局のところ、「空気」がすべて。
ヒマでも何かしなくちゃいけない空気。
みんなが帰る時間に帰らないと気まずい空気。
残業があたりまえの空気。
これはCGデザイナーのみならず、日本の多くの会社に当てはまりそう。
まとめ
残業はいいけど、ずっと座りっぱなしだと体が凝るし運動する時間もないから健康が心配になります。
自転車のペダルみたいなのがついてるエクササイズできるイスとかないんでしょうか。
ペダルをこげばタイムスライダが動くみたいなキーボードと連動してるやつが欲しい。