ありんとこ

動物好きCGアニメクリエイターの創作日記

これ内緒。惜しくも実現しなかったお仕事の話。

自主制作アニメをつくる理由のひとつに「仕事を取る」というのがあると思います。

「あなたの作風で作ってください!」と言われることがクリエイターなら誰しもが思い描く理想の形ですよね。

 

僕もこれまで何回かブログから仕事が実現したことがあります。

会社員として働いているので、受ける時は会社の仕事として受けています。

いちCGデザイナーが会社に「あのぉ、お仕事の依頼来たんですけど、やって良いですかね?」と言うのは珍しいパターンじゃないでしょうか。

 

でも、実際に仕事を受けることができなかったり、流れてしまった案件もあります。

「実現していたら・・くぅう!」というような話もあるので、今日はそれをネチネチと語りたいと思います。

 

NPO法人のお話

僕は「New」という作品をつくりました。

深海を舞台にした物語です。

自主制作アニメって、そこからの展開が難しいですよね。

 

僕はこの「New」で、何か可能性を見出すことが出来ないか考えました。

そこで、深海水族館に話を持っていって、何かコラボできないかというメールを送ることにしました。このあたりのマーケティングセンスはさすがですねぇ。僕ってば。

 

深海水族館が人気ということで、お客さんが行列で並んでる時間にアニメ見てもらうとか、水族館のCMや紹介映像を作るとか、あわよくばグッズ展開などの可能性を考えました。まぁダメもとです。

 

深海水族館の関係者さんからの返信は意外なもので、「深海のNPO法人を設立する話があるので、そっちで何かやりましょう」というものでした。

ダメもとで連絡してみるもんですねぇ。

このNPO法人は「廃校を海の学校にして、子どもたちに深海のことを伝えたり、アニメを上映したりする」という企画案を議会に提出する。みたいなところまで話は進みましたが、結局は空中分解してしまいました。

 

うーん。惜しかった。

いや、そんなに惜しくないか。

でも、マスコットキャラだけじゃなく、サイトのデザインやロゴなんかも僕が考えたものが使用される予定だったので、実現していれば面白かったのになぁ。

 

LAのミュージックビデオの話

ある日、突然LA在住のミュージックビデオの制作に携わる人からメールが届きました。なにやらミュージックビデオでアニメーションを使おうという話になり、「国旗まん」を見て連絡をくれたというではありませんか。

「コンセプト、ストーリー、大和魂を感じさせる絵のタッチが素晴らしく、どストライク」ということで嬉しすぎます。

これを待っていた、と言っても過言ではありません。

詳しく話を聞くと。。

 

「国旗まん」のような世界観でアルバム1曲につき1話。

つまり12話を作ってほしい。

ウンびゃく万円で。

年末リリースなので、それまでに。

 

年末まで約4カ月。

仕事の予定はすでにパンパンのパン。

ちなみに1話つくるのに2か月はかかる。

 

僕が5人はいないと無理なスケジュールでした。。

ああ。。

僕はこういう仕事をやるために国旗まんを作ったのに、仕事のためにこれを断るって本末転倒じゃない?と複雑な気持ちにもなったけど、まぁ、さすがにスケジュールが厳しすぎたか。。

 

競馬のアニメーション

最近つくったものに競馬のアニメーションがあります。

名馬同士が走るシミュレーションのようなものです。

誰が見るのこれ?という完全な自己満足な作品でしたが、見てる人がいました。

それも東証1部上場のスーパー超有名ビッグ企業が。

 

そんなスーパービッグ企業から競馬のアニメーションの制作依頼が来たのです。

作風も僕がつくったものと同じで。

さらにその企画内容もすばらしく魅力的でした。

ただ、まだプレゼンの段階でどうなるかわからない、という話でしたが。。

結果は!なんと!!

 

プレゼンの結果の連絡すら来ませんでした。

ひゅぅ~~~。

 

でも、魅力的な作品さえ作っていればLAからも社員数数万人のスーパービッグ企業からも連絡がくるということに、夢と可能性を感じますよね。

ということで、惜しくも実現しなかったお仕事の話でした。