ネットのおかげで誰でも「世界中の人に作品を見てもらえる気がする」ようになりました。
漫画や小説やアニメを作ってアップする人も増えています。
「こういうのを作りたい」
「こういうのを作ろうと思っている」
「キャラクターは考えてある」
という人は多いけど、作品を完成させる人はけっこう少ないようです。
僕のまわりにも「作品を作りたい」と言いながらまったく作ってない人が何人かいます。
でも完成できないのが普通なので、何も気にしなくていいと思います。
例えば学生で卒業制作とかだと誰でも完成させることが出来ます。
「未来に繋がる」という意味を感じることができるし、時間もあるから。
でも、仕事しながら作品を完成させるのはホントに大変。
作品を作ったところで、何がどうなるわけでもなかったりします。
ネットにアップしても期待するほど多くの人に見てもらえないのが現実だし。
自分で意味を見つけないと出来ない。
だから、どんな作品であろうと完成させるだけで素晴らしいのです。
面白いとか、面白くないとかすら問題ではないのです!!
(商業作品じゃなければ)
えー。ゴチャゴチャと何を言いたいのかと申しますと。。。
新作アニメが完成しそうです。
作品を完成させるコツ
いつものことだけど、作る途中で飽きてきます。
「次はこんなのを作りたいなぁ」とか考え出します。
自主制作アニメの制作は、どのあたりが楽しさのピークかというと、物語のアイデアを思いついた時です。
「あ、これを作れば新しいし、自分でつくる意味がある!」っていう時。
あと完成した時も作品の出来がよければ嬉しいですね。
コンテストに送って結果を待つのも楽しみだし。
賞を受賞したらやっぱりこれも嬉しい。
見た人からコメントをもらえるのも嬉しい。
でも意外と作ってる最中はそんなに楽しくありません。
頭にある理想のイメージに寄せる作業になるので、どちらかといえば妥協の連続です。
作品を完成させるコツは妥協することです。
「妥協は死」というスローガンを掲げてる映像制作会社もありますが、僕からしてみると「妥協こそ生」です。
なんでもいいからとにかく完成させないと、せっかくのアイデアがもったいない気がします。
逆に言えば、完成できないということはそれだけのアイデアだったということなので、やっぱり気にする必要はありません。