こんにちは自主制作アニメを制作しているありです。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016に参加してきたので、これから行くクリエイターさんのためにちゃんとしたレポートを書いておきます★
格安航空のピーチでいざ北海道へ!
空港についたらバスを待ちます。
この時点で全員集合してるので200人くらいが集結します。
実写の人は仲間がいるので楽しめるでしょう!
アニメ作品などをひとりで制作して、ひとりで参加する人は事前にfacebookなどでアニメ関係のクリエイターさんを検索して連絡してみるのもいいかもしれません。
ぼくはひとりで参加したので周りが楽しんでるなか子鹿のように震えていました。
オープニングパーティー
初日はオープニングパーティーがあります。
ここでは関係者など、300人くらいいるのでぎゅうぎゅうです。
バイキング形式なのでご飯を力づくでもぎとりましょう。
料理は絶品です。
ぼくは誰とも話すことなくおいしい食事だけ済まして逃げるようにしてホテルへ戻りました。
実行委員
頼れる人はどこにもいません。
自分で情報を得るしかないのです。
唯一頼れる映画祭実行委員がそもそもどこにいるのかすらわかりません。
でも本部があるはずです。ホテルの人に聞くなりして探し出しましょう。
巡回バス、車
もっとも注意すべきは巡回バスと車です。
定期便のスケジュールをもらいましたが、1時間に1回しか来ません。
ですがこれは通常の定期便で、映画祭開催中は臨時バスが増便されているのです!
ぼくは知らなかったので、定期便だけだと思って頭を悩ませていました。
定期便が走らない夜の時間帯でも待ってればそのうち臨時バスが来ます。
さらに頭を悩ませるのは、たまに来るワゴン?キャビン?みたいな車です。
これは実行委員さんでも言ってることが違いました。
「好きに乗ってもいい」と言われ乗りこもうとしたら「いや、これはムリ」とうざそうに中にいた人に言われました。
このワゴンは審査員など、VIPの人専用のようです。
ややこしいのはついでに乗っけてもらってもいい。夜は好きに乗っていい。
など、ルールがはっきりしていないところです。
基本的に映画が終わったあとはバスか車がくるはずです。
ぼくはもうバスは来ないと思って歩いて帰ろうとしてました。
道に迷い、たまたま来た車に道を聞いたら映画祭のワゴンだったので乗っけてもらいましたが、携帯の充電も切れていましたし、もしあのままなら確実に凍死してたでしょう。
ホテルシューパロ
ぼくはホテルシューパロに宿泊しました。
wifiが飛んでるということでしたが電波は弱いです。
ネットは出来ますが、動画を見たり、ラインやスカイプなどのビデオ通話は出来ませんでした。
大浴場はただ単に広いお風呂で、露天風呂とかありませんのであまり期待しないように。
映画祭期間中でもあまり大浴場に人はいませんでした。
みんな浮かれて飲みに行ってるのでしょう。
夕張の気温・寒さ
僕がいったときは昼間でマイナス5度、夜はマイナス15度くらいだったと思います。
とても寒いと思われるでしょうけど基本に外に出歩くことも少ないですし、ホテルからバスに乗り会場に向かうという流れなので防寒対策はそこまでしっかりしなくても平気でした。
大阪にいるときと同じような格好でウロウロしてました。
むしろタイツとかはいてたら同じ姿勢で映画を見てるとしんどくなってきます。
食事
ゆうばり映画祭のホテルのプランは朝食のみです。
誰とも飲みにいかずひとりで過ごす僕の場合、食事ができないのは命に関わる問題です。
でも安心してください。
映画会場の「ひまわり」では前に屋台が並んでいます。
映画のあいまにお腹を膨らませましょう。
ストーブパーティー
ストーブパーティーは完全に外で行われるので、おもっきり防寒しましょう。
特に手袋はないと凍傷しかねません。
地元の人たちも多く参加されますのでとてもにぎやかです。
映画を見るコツ
席は以外と空いてました。
満席になったのはオープニングくらいじゃないでしょうか?
良い席で見たいなら人気の作品は1時間くらい前から並び出すのがいいと思います。
席はパイプイスなので、前に大きい人が来たら全然見えません。
女性やお子さんなど、小さい人の後ろを取る事を意識しましょう。
もしくはブロックの一番端がおすすめです。
感想
メイン会場のひまわりでは毎日、話題の大作映画が上映されます。
しかも「とくダネ!」の笠井アナウンサーがその年のアカデミー賞の展望を交えて紹介、さらにゲストによる貴重なトークがあったりと映画よりもそっちのほうが楽しかったりします。
反省点としましては、この映画祭のために何も準備できなかったことです。
例えば名刺やDM、数ページの冊子など、自分のことや、作品のこと、ホームページなどをアピールできるものを作って知り合った人に渡せたら良かったかもしれません。
意欲のある人はバンバン自分の作品のチラシを配りまくっていました。
何人かの仲間で参加する人、知り合いが他にいる人は一生の思い出に残るくらい楽しいだろうなぁ、と眺めていました。
ぼくも3日目くらいから知り合いが増えて楽しくなってきました。
嬉しいことに優秀芸術賞も頂きました。
「また来たい」、心からそう思いました。
キャッチコピーの「世界で一番、楽しい映画祭」はダテではありません。
これから参加するという人はぜひ楽しんできてください★