日本にただひとつの適職・天職占いつくったよ。

ライオンとトラどっちが強いか問題に決着をつける!

もしライオンと虎が対決したらどちらが勝つかという永遠のテーマを様々な視点から推察してみたいと思います。

科学的な分析、様々なシミュレーションをイメージすることで、誰も出せなかった答えを導きだすことに成功いたしました。

比較的動物に詳しい人は「大きくて身体能力の高いトラが有利」という答えになるのかなと思いますが、本当にそうなのか色々とデータを探しつつ、検証してみたいと思います。

また、トラとライオンのみならず、世界最強動物ランキングを1~25位までを紹介した動画を作ったので、良かったら見てくださいませ。

ライオンとトラの大きさ比較

  • 全長
    全長とは、鼻先から尻尾をぴーんと伸ばした先までの長さのことです。
    ライオン: 246cm-284cm 平均274cm 最大記録333cm
    トラ  : 270cm-315cm 平均300cm 最大記録322cm
  • 体長
    尻尾を計算しない、鼻先からお尻の先までの長さ。
    ライオン: 170cm~210cm
    トラ  : 180cm~220cm
  • 体高
    地面から背中までの高さ。
    ライオン: 81-123cm 平均104cm
    トラ  : 91-99cm   平均95cm
  • 体重
    ライオン: 145-225kg 平均185kg 最大記録313kg
    トラ  : 185-260kg 平均222kg 最大記録388kg
  • 足のサイズ
    ライオン: 12cm
    トラ  : 16.2cm
  • 爪の長さ
    ライオン: 7cm
    トラ  : 9.2cm
  • 牙(犬歯)の長さ
    ライオン: 6cm
    トラ  : 7.2cm

参照サイト:BigCats | . Informed . Opinions .

よくアムールトラが大きいと言われますが2015年の調査によると体長の平均がオス195cm、メス174cmでした。
オスの平均体重は176.4kg、メスの平均体重は117.9kgとされています。
1980年代にはオスの体重が180~306kgと言われていたのに比べ随分と小型化しています。
最大のトラと言われるアムールトラですが、体重ではベンガルトラのほうが大きいのが本当のところです。

ベンガルトラは1970年代の調査でオスの体重は200~261kgの範囲で、メスの体重は116~164kgでした。
(こちらの情報はアメリカのwikipedia参照)
ベンガルトラも現代ではやや小型化しているという記事もありますが、そのあたりの詳しいことはわかりませんでした。
少なくとも体長3メートル、体重300キロという図鑑やネットの情報で見かけるトラは今はいなくて、「現在はアムールトラよりベンガルトラのほうが大きい」という認識もあるようですね。
数値だけではわかりづらいので、CGモデルで比較してみましょう。

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人が身長175cm。
ライオンが体長190cm、トラが体長210cmだとこんな感じになります。
トラは体長があり、ライオンは体高があります。
大きさを比較するとほとんど同じようなサイズですが、トラが体重で勝っています。
これは筋肉量が多いということにもなるでしょう。

【百獣の王】ライオンのアピールタイム

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おいおい、トラと比べるだって?やめてくれよ。相手にならない。
ライオンのオスは戦うために生まれてきたバトルサイボーグだ。
群れの王者をかけて常にオス同士の戦いが宿命づけられているんだよ。
格闘のために進化を遂げたふさふさのたてがみがあるからトラの攻撃なんて無意味だろう。

そもそもトラは狩りの方法は知ってても戦い方は知らないんじゃないか?
ヤンキーとプロボクサーを比べちゃいかんよ。

ライオンのオス1匹でリカオンを8匹殺した記録もあるんだよ。
あとさ、トラって毎日歩き回ってるでしょ?
こっちは狩りはメスに任せて戦いの時のために力を溜めているんだ。
急に出会ったとしても、疲れてるトラなんて相手じゃない。

それにアニマルプラネットが専門家の意見をもとに作ったシミュレーションではライオンが勝利している。
専門家の意見だよ?おわかりかね?世界の権威だよ?

有名な事件で言うと、「ゴースト&ダークネス」という2頭のライオンによって130人以上が殺されたという「ツァボの人食い事件」がある。

怖いだろ?」

【神の化身】トラのアピールタイム

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俺たちは生涯一匹で生き抜いていかなくてはならない。

ライオンのオスがゴロゴロしてる間にジャングルを歩きまわり、シカや牛からワニやヘビ、クマやオオカミまであらゆる動物を食ってるんだ。

磨きあげられた柔軟で強い筋肉は 走力、敏捷性、跳躍力などすべての面でライオンを凌ぐと言われているんだぜ。
ライオンは「タテガミが防御になる」なんて言うけどタテガミ以外はうっすーい皮膚もろだしじゃん。

ローマ時代にはトラ対ライオンの見せ物が頻繁に行われたが、その多くはトラの勝利だったと言われているしな。

有名な怖い事件だと「チャンパーワットの人食いトラ」だな。
ネパールとインドで起きた事件で436人を殺害した記録を持っている。

この記録は一頭による人喰い記録で最も多いんだぜ。ふふん♪

どちらが強いのか

ライオンよりもトラが強いという話題でよくあるのが、ローマ時代に闘技場で行われたトラとライオンの戦いで、トラの勝率が高かったという話が挙げられます。
当時はバーバリライオンという今のライオンよりも大型の種類がいたので、そのバーバリライオンに勝てるなら今のライオンよりも優位なのは当然である。という話です。
いかにも信憑性がありそうですが、実際のところ詳しいことはわかっていません。

また噛む力を計算して、ライオンよりトラのほうが強かったというデータもありますが、計算方法に信憑性がないという指摘もあり、何を信じれば良いのやら。。

トラとライオンの違いは筋肉の付き方です。
トラは四肢に筋肉が均等にあります。
トラのほうが2本足で立つのが上手で、ジャンプして肉を取るというようなデモンストレーションもこなします。
なので敏捷性ではトラが優れているでしょう。
対してライオンは前足に筋肉が多くあります。

オス同士の争いを見ても、トラとライオンでは態勢が違います。
ライオンのほうがより低く、前傾姿勢です。
より体重を乗せて相手に襲い掛かることができるのです。

トラはライオンを見下ろす形になり、パンチを当てやすいようにも思えます。
しかし、その先にはフサフサのタテガミがあり、ライオンはレスリングで言えばタックルのようなポジションになるので、押し倒すのに有利かもしれません。

個体によって大きさや強さにバラつきが出ると思いますが、生息数でいうと、ライオンは推定20000頭、トラは推定5000頭ほどです。ライオンの数が4倍程多いので、強いライオンの生まれる数もそれだけ多くなりそうですがどうでしょう。

それでも単純に数字や映像を見ると、平均的にはトラが身体能力で有利と言わざると得ません。
しかし多くの人が勘違いしている「アムールトラが大きいから」という理由は現代では通用せず、ライオンの生息数がトラの4倍ということから、上位100頭の戦いであればライオンのほうが強かったりするかも?なんていう気もするのです。

たくさんのコメントありがとうございます。
非常に参考になる興味深い考察コメントを頂いていますので、コメント欄もぜひ目を通してみると面白いかと思います。ぼくは動物専門家でもなんでもないので、皆さんの意見や知見「私はこう思う」というのも気軽にコメントくださいませ。

ぜひ最強動物ランキングも見てってね。
果たしてライオンやトラは何位でしょう?!

これはガチ。世界最強の動物ランキングベスト10

9 COMMENTS

通りすがり

ウシでもゾウでもアフリカの動物の方が強力なのでライオンもより強く進化しているのではなかろうか。大人のオスライオンが死ぬ時は他のオスライオンに殺される時であり、最強の相手と毎日命懸けで争ってるのだから、狩りより戦闘に特化しているライオンの方が強いのではないか。もちろん単独のオスは狩りもするし強いわけだから、バッファローだって一対一で倒しもするが、狩りよりは戦闘に特化していると思う。

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大の大人

どっかの記事のコピペが散見され、つべの宣伝と、正直残念な記事でしたが、とりま私の見解はローマのデータは信ぴょう性があるので、虎のが強いでしょう派です。ただし百獣の王なんてライオンでもなく虎でもなく、アフリカ象やカバやサイやホッキョクグマもいますし、時と場合で変わりますね。ライオンは単独で王では無いなと思ってます。想像してる自分が恥ずかしいほど幼稚な話題妄想ですが、たまにしたくなりますね(笑)

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ありんとこ

大の大人>どの部分が「どっかの記事のコピペ」なのか根拠を示してください。コピペと引用の理解はされてますか?「つべの宣伝」というのも、自分の作品の紹介をブログでするだけで何が残念なのでしょう?それがインターネットというものでは?

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「より体重を乗せて相手に襲い掛かることができる」と言えば聞こえはよいが、実際のところライオンは脚がトラほど強くないのでトラのように後脚で立って戦うことが出来ないのです。前傾姿勢で戦うしかないんですよ 韓国のサファリでは1対1で戦った場合常にトラが勝ったという記録が残っていますが、この差が大きいようです。
噛む力に関しては「シドニー大学権威脊椎動物学ステファン・ロー博士のドライ・スカル法」や「M.坂本*、G。T.ロイド&M. J.ベントンによる英国ブリストル大学ブリストル大学地球科学科での咬合力値」等も計算法に信憑性が無いと思いますか?
鬣が防御になるかどうかですが、最近9歳の雄ライオンが10歳の雌ライオンに首を咬まれて殺された例や、トルコの動物園で成獣の雄ライオンがトラに頸椎を攻撃されて殺された例があることから防御としての役割はあまり大きいものではないと言えるでしょう。

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トリトン

最大級の戦いならバーバリライオンやケープライオンのほうがアムールトラやベンガルトラより強いでしょうね。
ローマの話は文献にライオンも虎も首輪についた鎖で映画グラディエイターの様に何人もの男たちが引っ張ることができた安く手に入るライオンより高額な虎を殺させないように気を使っていた
やる気のないライオンを試合放棄としたと残ってますね・・・
近代だと
○トラ  フランシス・バックランド(1865)によればバーミンガムの動物園で、雌のトラが雄ライオンの喉に咬み付いて簡単に殺してしまう事件があった。
○ライオン  1949年6月、マサチューセッツのあるサーカスで不慮の事故からライオンとトラの戦いが起こり、サーカスは大事なトラを喪ってしまった。
○ライオン  1949年7月、オーストラリアの Perth 動物園において“Tim”という名の大きなベンガルトラが“ネロ”なる名のライオンに殺された。このときトラはライオン夫婦と隣りあった檻にいたが、雌ライオンが仕切をいじっていてそれが開いてしまい、何事かとそこから首をのぞかせたトラをネロが素早く攻撃して喉に食いつき、わずか3分ほどでトラを咬み殺したのだった。
○ライオン  1951年2月、デトロイトのサーカスにて、3,000人の子供達の目の前で、トラとライオンの戦いが始まりトラが敗れた。
○ライオン  1951年9月、インドのマドラス動物園で檻の清掃中、不注意から喧嘩が始まり、トラがライオンに殺されている。
○トラ  Proske(1957)はサーカスにおけるライオン対トラの死に到る戦いについて報告しており、トラがライオンの頚を砕いて勝ったという。
○トラ  テキサス大学教授O.ブレランド(1963)によれば、共に後足で立ち上がって前足で打ち合ったが、同時に片足しか使えないライオンが敗れた。どちらも殺しには牙を使うのが普通で、前足のパンチだけで勝負が終わるとは思えないが。
○トラ  このケースではトラは両前足でライオンを捕らえて転がし、牙と後足の爪でライオンを引き裂いたという。またトラはたてがみに守られたライオンの喉を敢えて攻撃しようとはしなかった。
 一般にライオンのたてがみは戦いに際し有効な盾となると言われているだけに、これはトラにとって価値ある一戦だったと言えよう(?)
○ライオン  ビーティ(1965)によれば“Sultan the First”という名のライオンはまるで老練なボクサーのようなフェイントを見せてトラにバランスを失わせてから、効果的な攻撃を加えて次々と何頭ものトラを打ちまかした。
 一般にライオンの方が飼育下の環境に順応し易い。サーカスで40年にわたってライオンとトラを観察してきたビーティは一緒に舞台に出したときなど、ライオンは落ち着いているがトラは神経質になると言っている。
○ライオン  サンカラ(1977)はやはりたてがみがものを言ってライオンが有利だと考えている。そしてインドのある酔狂な皇太子が、宮殿の敷地内に穴を掘って、ライオンとトラを戦わせ、初めから終わりまで撮影した。結果はサンカラの考え通り、ライオンが勝った。
                                         大昔のローマのやらせショーやようつべのじゃれ合い動画ではなく殺し合いまで行った戦いではこれが現実、ライオンの方が強い!・・・僅差だとは思うが。

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313

大型亜種とされるシベリアトラやバーバリライオンの野生体の大きさ記録は曖昧である。
シベリアトラは環境悪化により小型化、バーバリライオンは絶滅種とされた時期あり、
筋肉率、骨密度、脳量等の内面的構造は種全体立証する事は非常に困難です。
一部の贔屓者のデマ情報も多く含まれ、計測方法に異議等もあるとされています。。

確実なのは外面的構造です。
ライオンは高い、トラは長い、
高いライオンはリーチが長くパンチ命中率が増す。
長いトラは撓うバネが利いてジャンプ力が増す。

ライオンは頭骨が大きい、トラは犬歯が長い、
頭骨の大きいライオンは顎力が増し、大型獣の窒息に適応。
犬歯の長いトラは咬合力が増し、中型小型獣の一撃頸椎破壊に適応。

攻撃力と防衛力
防衛力では、雄ライオンのたてがみは急所を防護できるのでライオン優勢になります。
攻撃力については、外見上では優劣は着けられません。

トラとライオンの体重が同等ならライオン有利
トラの体重がやや重い場合が互角
トラの体重が大幅に重い場合はトラ有利
と予測されます。

アニマルプラネットの専門家達によるシミュレーションでは40ポンド(≒18キログラム)トラの方を重くしてライオンを勝たせていますね。

返信する
313

大型亜種とされるシベリアトラやバーバリライオンの野生体の大きさ記録は曖昧である。
シベリアトラは環境悪化により小型化、バーバリライオンは絶滅種とされた時期あり、
筋肉率、骨密度、脳量等の内面的構造は種全体立証する事は非常に困難です。
一部の贔屓者のデマ情報も多く含まれ、計測方法に異議等もあるとされています。

確実なのは外面的構造です。
ライオンは高い、トラは長い、
高いライオンはリーチが長くパンチ命中率が増す。
長いトラは撓うバネが利いてジャンプ力が増す。

ライオンは頭骨が大きい、トラは犬歯が長い、
頭骨の大きいライオンは顎力が増し、大型獣の窒息に適応。
犬歯の長いトラは咬合力が増し、中型小型獣の一撃頸椎破壊に適応。

攻撃力と防衛力
防衛力では、雄ライオンのたてがみは急所を防護できるのでライオン優勢になります。
攻撃力については、外見上では優劣は着けられません。

トラとライオンの体重が同等ならライオン有利
トラの体重がやや重い場合が互角
トラの体重が大幅に重い場合はトラ有利
と予測されます。

アニマルプラネットの専門家達によるシミュレーションでは40ポンド(≒18キログラム)トラの方を重くしてライオンを勝たせていますね。

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武蔵國の

古代ローマ時代コロッセオの伝説は参考には成らず!!!

西暦何年に、何という名の皇帝が、どこのコロッセウムで、どういう状況で決闘させたのか、何回それが行われたのかが明らかにされていない。

人対人、人対猛獣、猛獣対猛獣の見世物が行われた記述はあるが、ライオン対トラの資料は無いとされている。
薄田斬雲の編述した「通俗世界全史」には「野牛と獅子」「豹と猪」との博闘など居常茶番的として と、猛獣同士の種類まで挙げているのに、肝心の「虎と獅子」という顔合わせがないとされている。

当時インドからローマ帝国までトラを護送するのに4年もかかったとされ、当時のヨーロッパに野生下でも飼育下でもゴロゴロいたライオンに比べ希少価値は比べ物にならない。
ニシキヘビとトラはオクターウィアーヌス皇帝の「お宝」たったとも云われている。

そんな皇帝の希少価値が高い宝のトラを簡単に傷物にしたり殺したりできるであろうか?
猛獣同士の殺し合いになれば勝者も無傷では済まない。
そして飼い馴らされ栄養が充分なライオンは他の動物に対して無意味な攻撃は仕掛けない。

20世紀の戦い事例では逆に僅かにライオンの勝率が上回っている。
大富豪による動物実験でも専門家達のシミュレーションでもライオンが勝利している。
飼育下の喧嘩では速攻撃型のトラが僅かに有利で、死闘においては攻防兼備型のライオンが有利であるまいか。

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