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ありんとこ

最高の物語を作ろうと思うんだ

【ヴォイドシェイパシリーズ】の順番と感想

 前から気になっていた小説家の森博嗣さんの小説を読んでみました。

「ヴォイドシェイパシリーズ」と呼ばれているものです。

 

森博嗣さんは長年、大学の研究者をやってたこともあって、ちょっと難しめな物語が多いのかなぁ、とか思って僕でも読めそうなものを探してみました。

そこで見つけたのがこのヴォイドシェイパシリーズでした。

 

1冊目の「ヴォイドシェイパ」を読んだ感想としては、やはり読みやすい

時代劇といっても、武芸者が旅をする話で、リアルなんだけどファンタジーな世界観。

1日1日を丁寧に描写されていて情景がイメージしやすく、「あぁ、旅をしてるんだなぁ」って感じがすごく伝わってきます。

 

でもなんというか、漫画の1巻のような感じであっさりと終わってしまいました。

もっと1冊ごとになにか大きな出来事があって、解決して終わるのかと思ったのですが。「あれ?終わっちゃった」でな感じです。

 

この時代を生きてみたかったなぁ、とか思いをはせてしまいますね。

テレビや携帯やネットがなければ、それはそれで面白い世界だろうなぁ。

そこに行って、人に話しを聞かないとわからないことばかりですもんね。

 

途中で、主人公がやたらと考えこんだりするところがグダグダと続くのはちょっと気になりましたが、色々人生に悩みがちな人や若い人ならそれも心に響きそう。

さて、続きを見ようかな、と思っても1巻とか2巻とか書いてるわけじゃないので順番がわかりません。

調べたみてやっとわかったので、メモがてらに書いておきます。

順番 

ヴォイド・シェイパ

ブラッド・スクーパ

スカル・ブレーカ

フォグ・ハイダ

マインド・クァンチャ

 

最終巻(と言われている)マインドクァンチャでは、唐突な始まり方で「あれ?順番間違ったかな?」と思うかもしれませんが合ってます。

 

ヴォイド・シェイパ - The Void Shaper (中公文庫)

ヴォイド・シェイパ - The Void Shaper (中公文庫)

 

ネタバレなしの 感想

あまり小説を読まない僕が1日1冊のペースで読んでしまいました。

止まりません。

1冊目の「ヴォイドシェイパ」ではあっさりと終わってしまった感じがあって、少し拍子抜けしたのですが「ブラッドスクーパ」はしっかりと山場があって、大満足です。

「ヴォイドシェイパ」は導入部分といった感じでしょうか。

それでも、その世界ともっと堪能したいと思わせる文章です。

 1冊800円くらいなので、全部読むとなると4000円近くの出費となります。

ボリュームからすると、もう少し安くても。。と思いますが、他に4000円でこれだけ楽しめるものはないようにも感じます。

 

この作品の魅力は主人公の純粋さと振る舞いの美しさだと思います。

こんな人間になりたい、と憧れてしまう精神があります。

主人公影響を受けてか、僕の書くブログの文章も上品になってる気がします。

 

それに登場人物の外見についての詳しい描写がないのが逆に良いのかもしれない。

勝手にこっちで理想の人物像みたいなのを当てはめてしまっているので。

  

ブラッドスクーパ、スカルブレーカ、フォグハイダがとてもエキサイティングな展開で大満足でしたが、マインドクァンチャがあっさりしていて少し物足りなかったかなぁ。

違う味わい、とも言えるけど。

 

とにかくすばらしい時間でした。

 

間髪いれずにスカイクロラシリーズをぽちってる僕がいました。