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ありんとこ

最高の物語を作ろうと思うんだ

たった2つの言葉だけで乗り切ったオーストラリアのファームステイ体験談【カランビンの乗馬クラブ】

日記

大学2年生の夏休みにオーストラリアでファームステイをしたことがあるんだよ。

動物好きというところから、競馬に興味を持ち、さらに乗馬にも興味を持ったころのお話。

もう13年も前の話かぁ。。

 

テレビでオーストラリアに2週間滞在した青年のドキュメンタリーを見て、その冴えない青年が「今まで生きてきた17年間より、この2週間のほうが充実していた」と帰るときに泣きじゃくっていたのが印象に残っていたので「そないにすごいなら、僕もちょっくら行ってみるかな」と思ったのだ。

 

 カランビンホースライディングファーム

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僕が行った先はゴールドコーストにあるカランビンホースライディングファーム。

観光客の人に乗馬を楽しんでもらうサポートをしたり、馬の世話をする仕事である。

ボスが日本人ということもあり、住み込みで働いてるスタッフもすべて日本から来たワーホリの人たちだった。

給料は出ないけど、住む場所と食べ物が手に入る、さらに仕事のあとは乗馬することができるということで人気のようだった。

逆に言えばスタッフの給料を払うことなく経営するというアイデアはなかなか考えられている。

 

ファームステイでの生活

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朝6時に起きて、食パンとシリアルを食べる。

馬の餌やりや手入れをして馬装する。

観光客がボスの車でやってくる。

乗馬コースを一緒に歩いてサポートする。(1時間くらい)

馬に水をあげたり、餌をあげたり。

お昼休み。

また午後の部のお客さんがやってくるので同じことをする。

夕方に仕事が終わる。

そこから30分ほど乗馬する。

夕食。

18時からミーティング(明日の予定や今日の反省点)

トランプ(大富豪)でお風呂の順番を決める。最後のほうは水しか出ない。

自由時間。

22時に就寝。

 

記憶を呼び起こしてみた。

たぶんこんな感じ。

夕食は当番制で作ることになっていた。

ある日、ベッドで天井のクモの巣を数えたら16個あった。

クモといっても、でっかいやつね。

 

英語力がない

馬の世話をすることと、馬に乗ることが目的でオーストラリアに行ったので英語のことなんてまったく考えてなかったけど、僕はまったく英語が出来ないのだ。

お客さんは日本人が多かったけど、外人や中国人も来ることがあったので多少コミュニケーションをとらないといけない。

戸惑いながら生活する中で、僕は外人がよく使う魔法の言葉があることに気付いた。

「これやぁぁあ!これさえ使えばネイティヴになれる!」

 

それが「ンーフ」と「アーハン」である。

僕は外人から喋りかけられたら「ンーフ」「アーハン」ですべて乗り切ったのだ。

 

ただ一回困ったのは、英語ぺらぺらのちびっ子の中国人にいつものように「ンーフ」と適当に相槌をうってたら、「What is ンーフ?」と怪訝な顔をされて何も言えなかった。

 

 乗馬の技術について

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オーストラリアに行く前にクレイン乗馬クラブで乗馬ライセンスの5級だけとってたので、軽速歩はなんとなく出来ていた。

でもここの乗馬クラブの馬はとにかくのんびりしていて(凶暴なのも1頭いたけど)全然走ってくれなかった。

こっちが素人だっていうのがわかっていたんだろう。

たまにくるボスの友人のおばさんに乗馬を教えてもらったけど、ほとんどは自分で試行錯誤しながらなので全然うまくいかない。

技術的な向上スピードは遅いと思うけど自分であーでもないこーでもないと考えて、「明日はこうして乗ってみよう」と乗馬をするのはとても楽しかった。

たしか途中からみんなより早く起きて作業前に乗馬をする朝練も始めたと思う。

最終的には駈歩がなんとなくたまに出来る、くらいになったんじゃないかな。

 

オーストラリアの感想

オーストラリアの人はみんな温かく、ワーホリで来てた人たちともホントに家族みたいになれた。

今はまだあるのだろうか、あのときの馬たちはもういないかな、さすがに。

僕が惚れたレベルという名の馬の写真も載せておこう。

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他の馬と馴れ合わず、人にも媚びず。

ただ1頭だけ隔離されて過ごしていた。

その姿が強烈にかっこよかった。

レベルの意味を調べてみると「反逆者」という意味だった。

ぴったり過ぎる名前だ。

 

たった3週間ほどの滞在だったけど、誰よりも充実した夏休みを過ごせた。

最高の青春の思い出なのだ。