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ありんとこ

最高の物語を作ろうと思うんだ

もっと褒められたい

東京まで行って、神社へ祈願、新宿御苑でお花見、飲み会とやってきました。

僕がみんなに伝えたいことがあったので開催してもらいました。

伝えたいことは【新作アニメの構想】と【これから会社が飛躍するためのスーパープロジェクトの企画】の2つ。

 

新作アニメ「BOOM!」について

とゆーことで、新作アニメの絵コンテを会社のみんなに見てもらいました。

 

社長はめちゃくちゃ気に入ってましたが、他の人はピンと来てないご様子。
なんだか物足りなそうな顔をしてます。
しかめっ面の人までいます。
みんな読み終わったあと、沈黙です。

 

いつも絵コンテを見せた時に不思議に思うのが、みんな何かすごい偉い立場になったような感じで難しい顔をして目を通します。

何か突っ込めるとこはないかと粗探しを始めます。

そして、毎回聞かれることが「テーマとコンセプトはなに?」「伝えたいメッセージはなに?」「誰に見せたいの?」ということ。

 

そして毎回思います。
「え、そんなん知らんけど。」

 

テーマとコンセプト

たしかに映画評論家とかも「この物語のテーマは~」とか言ってよく語ってますね。

でも、そんなの考えてつくったことありません。

そもそも誰が「物語には絶対テーマとコンセプトが必要なのであーる!」とか言ってるのでしょうか。

それがないとダメと思い込んでる時点で新しいものは作れない気がしますが。

 

ダウンタウンの松本さんもこんな感じのことをラジオで言ってました。
「テーマとかそんなん知らんわ!他の監督かてそんなん考えてつくってないわ絶対!なんかええなぁ、思ったもんつくってるだけやわ!」

まさしく、この心境です。
作品を作るときは思いつき。
テーマは考えればあるのかもしれないけど、説明できるように整理してません。

それにせいぜい2~3分の短編アニメを映画のように難しく考えすぎです。

 

これまでに作った「国旗まん」も「New」も絵コンテが出来たら会社の人に見せています。

僕としてはお披露目して、わくわくしてもらえればと思っているのですが、毎回まるで攻められるようにわかりづらいだの、ここはこうしたほうがいいだの言われます。

まず自主制作アニメをつくろうという意気込みだけで素晴らしいのにまさかのダメ出しです。

 

やれやれ。

 

何かを言いたい気持ちはわかります。

人とはそういうものです。

 

でもひとつ、とーっても大事なことを言っておきます。

 

もっと褒めてほしい。

これです。

褒められたいから見せてるんです。

 

新作アニメの絵コンテ描いたよ!

という時点でしばらくスタンディングオベーションしてほしいくらいです。

 

伝え方

僕なら絶対、誰かが考えてきた絵コンテをもらったらニヤニヤしてみるでしょう。

そして、おもしろいところ、良いところを見つけたらとにかく褒める。

多少気になることはあっても言わないかもしれない。

作者がそれで納得してるなら、それでも作ることに価値がある。

 

もし、ここをこうしたらグっとよくなる!という部分があれば、さんざん褒めたあとにこう言うでしょう。

「でも、もしかしたらここをこうしたら、こんな感じで良くなるかも。あーでもどうやろ、わからへんけど。」

 

そう、ちょこっとサインを送るだけで、相手が自分で気付くようにする。

実際に僕は自分が正しい答えを言えるとも思ってないのでわかんないのが正直なとこだけど、相手は「じゃあ・・・」と考えて、変えたほうが良いと思えば変えるだろう。

これは仕事でもプライベートでもなんでも、人とのコミュニケーションのベースだと思う。

 

それが、絵コンテを見終わった瞬間にあーだこーだ言われたら、聞くはずがない。

たとえどんなにその人が偉くても、正しくても、そんなやつの意見に乗るくらいなら間違ったものを作ったほうが幸せだと判断する。

 

物語を作る上で一番大切な要素はキャラクターでもストーリーでも世界観でもテーマでもコンセプトでもなく、作る人のやる気なのである。

 

つまり作る人のやる気を下げるということは「トンチンカンなアドバイスをして作品の質を下げる」のと同じことになるのだ。

 

まとめ

 今回の飲み会ではしっかりと「僕は褒められたいねん!」「もっと褒めて」「褒めてから言って」と主張してきたので、これからは変わってくれることでしょう。

 

まぁ、絵コンテだけを見たらピンとこないのは仕方ないことかもしれません。

作者の僕には映像のイメージまですでに見えてますし。

あと、犬と人の物語なのでペットを飼ってない人にはわからないのかも。

 

この新作アニメは実は新しい価値を生み出すためのサンプルというか、企画しているスーパープロジェクトを想定したものでもあります。

 そのスーパープロジェクトの全貌はまた次回。